COPDの急性増悪はすぐに治療を

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急性増悪は命に関わる場合も

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COPDは、ちょっとしたかぜや疲労がたまったりしたことなどを契機に、それまで安定していた咳、痰、息切れなどの症状が急激に悪化することがあります。

 

この状態を「急性増悪」といいます。増悪は「ぞうあく」と読みます。
また、悪い状態が数ヶ月も続く場合があることから、「急性」という言葉を省いて、単に「増悪」と呼ぶ場合もあります。

 

具体的には次のような状態がみられるようになります。

 

  • 安静時でも呼吸困難感が強くなる
  • 痰の量が増えて、切れが悪くなる
  • せきの回数が増える
  • 発熱、頭痛、倦怠感があらわれる
  • 足がむくむようになる

 

急性増悪の原因は、ウイルス感染によるかぜ、インフルエンザのほかに、大気汚染、心不全、喘息、気胸などがあります。しかし、憎悪全体の約30%は原因が分からないとされています。

 

上記のようにいつもと違う症状が出た場合、できるだけ早く治療を開始することが求められます。とくに重症化した場合、チアノーゼや意識障害が起こり、命に関わる危険性もあります。

 

憎悪によって二酸化炭素を体から排出できなくなり、高二酸化炭素血症となった場合、入院時の死亡率が10%以上になるとの報告もあります。

 

憎悪を避けるには

 

憎悪を避けるためには、まずは原因となりやすいウイルス感染を予防することが第一歩です。外から帰ったら手洗い、うがいを習慣にし、ワクチンを接種してインフルエンザ対策をしておきましょう。

 

疲れをためないことも忘れてはなりません。ストレスをうまく解消する方法を見つけ、睡眠と栄養は十分に取ってください。

 

喫煙をやめることは言うまでもありません。せっかく風邪を予防して、生活習慣を整えても、タバコを吸ってしまえば台無しになります。
急性増悪時については、急性増悪時の治療法を参照ください。

 

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COPDの急性増悪の危険関連エントリー

COPDとはどのような病気か
COPDは、慢性閉塞性肺疾患と呼ばれる肺の病気です。患者数も増加しており、とくに高齢者に多い病気です。今後、死亡原因の上位にくいこむと予想されています。
COPDの最大の原因はたばこ
COPDは「たばこ病」ともいわれているように、患者のほとんどは長年のヘビースモーカーです。近年では、女性や若い世代の喫煙率の高さが問題となっています。
たばこ以外のCOPDの危険因子
COPDの原因は、たばこの他にも、大気汚染、粉塵、ぜんそく症状、乳幼児期の肺炎、などが関係しています。たばこを吸っていなくてもCOPDを発症する可能性があります。
COPDの初期症状は咳と痰に注意!
COPDの症状には、咳(せき)、痰(たん)があります。慢性化すると息切れ症状もあらわれてきます。また、気管支喘息と重複することがあります。
進行すると寝たきりの状態になる場合も
COPDが進行すると、家にこもって安静にしていることが多くなるので、筋力が低下していきます。やがて寝たきりの状態になることもあり、介護が必要となります。
COPDの合併症とは
COPDは呼吸機能が低下する肺だけの病気ではありません。動脈硬化、骨粗鬆症、脳卒中、心臓病などを引き起こすこともあります。うつ状態にも注意が必要です。

COPDとは? 最大の原因はたばこ 症状は咳や痰、息切れ 早期発見のために 治療にはまず禁煙